Japanese
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特集 整形外科におけるコンピュータ支援技術
顕微鏡を用いたAR脊椎脊髄手術
Spine and spinal cord surgery using AR microscope
藤原 靖
1
Yasushi FUJIWARA
1
1広島市立北部医療センター安佐市民病院,整形外科・顕微鏡脊椎脊髄センター
キーワード:
Microscopic spine and spinal cord surgery
,
Navigation
,
Augmented reality
Keyword:
Microscopic spine and spinal cord surgery
,
Navigation
,
Augmented reality
pp.1077-1082
発行日 2023年8月1日
Published Date 2023/8/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000002675
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要旨:昨今,様々なコンピュータ手術支援技術が発展し,便利になった反面で術者が手術をしながらどうやってそれらの情報を参照するかが問題となっている。例えば術中に情報を参照するためにディスプレイを見るようになると術野への注意が疎かになるなどの問題点があるし,情報を完全にリアルタイムで取得することができないという問題点もある。そこでaugmented reality(AR)を活用して術野から目を逸らさずに情報を参照する試みがなされてきた。ARを用いた手術としてはゴーグルを用いるのが最も広く試みられているが,ゴーグルは重量などの問題があり,手術中常に装着しているのが難しいという問題がある。われわれは以前から顕微鏡を用いたAR手術に注目してきた。顕微鏡はスタンドで支えられているため手術中常に使用することも容易であり,非常に有用と考えている。
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