Japanese
English
研究
仙骨管の形態に関する検討
Examination of the sacral canal shape
若杉 正嗣
1
,
平野 徹
1
,
生越 章
1
Masashi WAKASUGI
1
1新潟大学地域医療教育センター 魚沼基幹病院,整形外科
キーワード:
Sacral hiatus
,
Computed tomography
,
Sacral canal
Keyword:
Sacral hiatus
,
Computed tomography
,
Sacral canal
pp.915-918
発行日 2021年6月1日
Published Date 2021/6/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000001790
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要旨:脊椎疾患でCTを撮影した314例を対象とし,仙骨裂孔から仙骨管への針の刺入角度(仙骨管刺入角)と,第1仙椎後壁と第4仙椎後壁のなす角(S1-S4角)を調査した。仙骨管刺入角は平均23°(−17°~ 58°)であり,S1-S4角は平均160°(100°~ 208°)で,いずれも個体差が大きかった。本研究では実際の仙骨ブロックにおける体位とは異なる仰臥位でのCTを用いた点に限界はあるが,仙骨管形態の多様性が明らかとなった。
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