Japanese
English
臨床
頚椎脊柱管前後径および大後頭孔前後径の画像計測
Imaging analysis of cervical canal diameter and foramen magnum
若杉 正嗣
1
,
平野 徹
1
,
生越 章
1
Masashi WAKASUGI
1
1新潟大学地域医療教育センター魚沼基幹病院,整形外科
キーワード:
Cervical canal diameter
,
Foramen magnum
,
Computed tomography
Keyword:
Cervical canal diameter
,
Foramen magnum
,
Computed tomography
pp.1017-1022
発行日 2021年7月1日
Published Date 2021/7/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000001818
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要旨:頚椎の脊柱管前後径をCTの計測値を用いて評価した。C1で前後径が最も大きく徐々に小さくなり,C4~C6レベルでは平均12mm未満であった。年齢とともに下位頚椎の脊柱管前後径は小さくなり,頚髄症を呈する症例では,頚髄症を呈さない症例と比べ前後径は小さい結果となった。一方,男女の比較ではC1を除き有意差は認めなかった。頭蓋頚椎移行部において,大後頭孔前後径が大きい症例は,それに引き続く上位頚椎の脊柱管前後径も大きい結果となった。
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