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特集 アスリートの腰部pain generator―謎の腰痛を攻略する最新の知見
低侵襲治療の最前線
-―椎間板性腰痛に対するthermal annuloplasty―
Minimum invasive surgery for discogenic low back pain;full endoscopic discectomy and thermal annuloplasty for lumbar discogenic low back pain in athletes
山下 一太
1
Kazuta YAMASHITA
1
1徳島大学大学院,運動機能外科学
キーワード:
Minimum invasive surgery
,
Full endoscopic discectomy
,
Thermal annuloplasty
Keyword:
Minimum invasive surgery
,
Full endoscopic discectomy
,
Thermal annuloplasty
pp.1495-1503
発行日 2020年10月1日
Published Date 2020/10/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000001489
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要旨:椎間板変性や椎間板ヘルニアなどの腰椎疾患による慢性腰痛に対する低侵襲治療は急速に発展・普及してきている。当院ではそれらの疾患に対して保存療法が無効であった症例に対しては,局所麻酔下に手術可能である全内視鏡視下椎間板摘出術(FED)とラジオ波バイポーラを使用したthermal annuloplasty(TA)などの全内視鏡視下脊椎手術(FESS)を行っている。これらの局所麻酔下脊椎内視鏡手術は,新たなテクニックの出現により,安全性・確実性が増してきている。これらの手術を計画・施行するにあたり,個々の患者の術前検査を詳細に検討して,手術適応を決定する必要がある。
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