動脈スイッチ手術の工夫と遠隔成績
低侵襲手術 新生児Jatene手術の低侵襲化
佐々木 孝
1
,
高橋 幸宏
,
安藤 誠
,
和田 直樹
,
村田 将光
,
尾澤 直美
,
菊池 利夫
,
朴 仁三
1榊原記念病院
キーワード:
胸腺摘出術
,
術後管理
,
心膜切除術
,
体外循環
,
大血管転位症
,
最小侵襲手術
,
失血-外科
,
胸骨切開術
,
手術時間
,
大血管スイッチ手術
,
バルーン心房裂開術
Keyword:
Arterial Switch Operation
,
Extracorporeal Circulation
,
Pericardiectomy
,
Postoperative Care
,
Thymectomy
,
Transposition of Great Vessels
,
Blood Loss, Surgical
,
Minimally Invasive Surgical Procedures
,
Sternotomy
,
Operative Time
pp.316-321
発行日 2008年4月1日
Published Date 2008/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00349.2008178597
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当科で新生児期Jatene手術を施行したI型完全大血管転位20例を対象に手術時間を中心に検討した。その結果、手術時間-体外循環時間(特に離脱後)が麻酔時間と大きく相関することが判明した。これは主に止血に要する時間であるため、出血の少ない手術手技が手術の短縮化、手術の低侵襲化に必要であると考えられた。
©Nankodo Co., Ltd., 2008