Japanese
English
新しい医療技術
脊磁図・末梢神経磁図による神経機能診断
Diagnosis of neural function using magnetospinography and magnetoneurography
川端 茂徳
1
,
佐々木 亨
2
,
渡部 泰士
2,3
,
関原 謙介
1
,
足立 善昭
4
,
大川 淳
2
Shigenori KAWABATA
1
,
Toru SASAKI
2
,
Taishi WATANABE
2,3
,
Yoshiaki ADACHI
4
1東京医科歯科大学,先端技術医療応用学講座
2東京医科歯科大学,整形外科学
3株式会社リコー
4金沢工業大学,先端電子技術応用研究所
キーワード:
Magnetospinography
,
Magnetoneurography
,
Neural function
Keyword:
Magnetospinography
,
Magnetoneurography
,
Neural function
pp.951-956
発行日 2020年6月1日
Published Date 2020/6/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000001357
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要旨:神経磁界計測は従来の電気生理学的検査法に比べて空間分解能が格段に高く,これまで評価が困難であった体内深部に存在する脊髄・神経根・末梢神経の電気活動の可視化と評価が可能である。現在,脊髄症,神経根症,末梢神経障害例への応用が始まっている。脊磁図・末梢神経磁図は,神経機能情報をMRIなどの形態情報に重ね合わせ表示できる次世代の検査法で,神経疾患の診療に大きく貢献することが期待される。
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