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特集 医師の働き方改革への対応
整形外科におけるシフト勤務体制について
Shift work system for orthopaedic surgeons
藤巻 良昌
1
,
前田 昭彦
1
,
川崎 恵吉
1
,
松岡 彰
2
,
永井 隆士
2
,
稲垣 克記
2
Yoshimasa FUJIMAKI
1
,
Akira MATSUOKA
2
1昭和大学横浜市北部病院,整形外科
2昭和大学医学部,整形外科学講座
キーワード:
Work style reform
,
University hospital
,
Shift work system
Keyword:
Work style reform
,
University hospital
,
Shift work system
pp.933-937
発行日 2020年6月1日
Published Date 2020/6/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000001353
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要旨:様々な分野で「働き方改革」がいわれ始めて久しいが,医師においても例外ではない。特に長時間労働に陥りやすい医師の労働環境の整備方法が模索されている。昭和大学でも様々な働き方改革を模索してきたが,その方策の一つに医師のシフト制勤務がある。シフト制勤務体制を敷くことにより医師の労働時間および超過勤務の把握が容易となるため,限られた日中の勤務時間を有効に配分し業務の効率化や勤務医の健康管理を行うのに有用である。今後は勤務時間の管理や時間外労働の削減だけにとらわれず,安全で質の高い医療を提供しつつ,働く医師の研鑽を妨げず,健康にも配慮した働き方の確立が望まれる。
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