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特集 医師の働き方改革への対応
整形外科医の働き方改革への取り組み
Efforts about the work style reform for orthopaedic surgeons
伊藤 淳二
1
Junji ITO
1
1日本整形外科学会 男女共同参画・働き方改革委員会,担当理事
キーワード:
Work style reform
,
Task shift
,
Management
Keyword:
Work style reform
,
Task shift
,
Management
pp.875-881
発行日 2020年6月1日
Published Date 2020/6/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000001345
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要旨:整形外科医の働き方改革について仕事量を減らす見地から厚労省に提案したタスクシフト10項目を中心に推進していく。業務改善として一人主治医制からチーム主治医制への移行,チーム医療を成功させるために暗黙知の形式知化を進め業務を標準化する必要性,そのツールとしてクリニカルパスの使用などを推奨する。女性医師の少ない整形外科にとって女性医師の活躍の場を積極的につくる必要性があり,そのためには男性医師の協力,男女共同参画が必要であること,働き方の多様性を受け入れ柔軟な労働体系にすることが必要である。病院全体の改革への取り組みには個人やチームレベルでQC(quality control)活動などで改善への意識を高める風土をつくることが重要である。
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