整形外科手術 名人のknow-how
胸椎後縦靱帯骨化症の手術治療
-―二期的手術strategy―
今釜 史郎
1
Shiro IMAGAMA
1
1名古屋大学医学部附属病院 整形外科,脊椎外科
pp.868-873
発行日 2020年6月1日
Published Date 2020/6/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000001343
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胸椎後縦靱帯骨化症(胸椎OPLL[ossification of the posterior longitudinal ligament])は全国前向き研究にて術後合併症率51%(一過性を含む),術後運動麻痺率32%と報告され,非常に難易度が高い1)。当科では嘴状型胸椎OPLLに対し,後方除圧矯正固定術と後方進入脊髄前方除圧術を行っているので2)~6),本稿では後方除圧矯正固定術を中心に手術のポイントなどを紹介する。
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