Japanese
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症例
上腕骨外側上顆炎に対する短橈側手根伸筋腱延長術において注意を要した2例
Elongation of extensor carpi radialis brevis for lateral epicondylitis of the elbow that required caution;report of two cases
森谷 浩治
1
,
坪川 直人
1
,
土屋 潤平
1
,
岡本 聖司
1
,
鈴木 宣瑛
1
Koji MORIYA
1
1一般財団法人 新潟手の外科研究所
pp.1033-1036
発行日 2019年7月1日
Published Date 2019/7/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000000974
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要旨:上腕骨外側上顆炎に対する短橈側手根伸筋腱延長術は本疾患の病態だけを正確に処理する術式である。ただし,腱延長部の縫合不全によって有痛性の手関節橈背側部の腫脹が生じるため,少なくとも1回の編み込み縫合を実施すべきと考える。また,展開時に長・短橈側手根伸筋が共同腱を形成していることもあり,その際は共同腱の延長を行うことになる。共同腱を延長した場合は通常よりも長めの術後4~6週間程度の外固定が必要になる。
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