Japanese
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新しい医療技術
骨粗鬆症における血清25-ヒドロキシビタミンD測定
Clinical implication of serum 25-hydroxyvitamin D level in the management of osteoporosis
竹内 靖博
1
Yasuhiro TAKEUCHI
1
1虎の門病院,内分泌センター
キーワード:
Fracture
,
Osteomalacia
,
Active vitamin D analogue
Keyword:
Fracture
,
Osteomalacia
,
Active vitamin D analogue
pp.1003-1008
発行日 2019年7月1日
Published Date 2019/7/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000000967
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要旨:ビタミンDは成長期のみならず成人後も骨の健康にとって重要な役割を果たしている。ビタミンD欠乏症の臨床像は骨軟化症である。しかしながら,最近の研究から,骨軟化症に限らず,ビタミンD欠乏状態では骨折リスク上昇や骨粗鬆症治療に対する反応性不良などの問題が明らかになってきた。ビタミンD充足度は血清25-ヒドロキシビタミンD濃度により判定されるため,骨粗鬆症の診療において本検査を活用することが望まれる。
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