Japanese
English
症例
エコーを併用して鏡視下骨片切除術を行った有痛性分裂膝蓋骨の2例
Ultrasonography-assisted arthroscopic excision of a painful bipartite patella fragment;report of two cases
筒井 求
1
,
伊藤 岳史
1
,
花村 浩克
1
Motomu TSUTSUI
1
1あさひ病院,整形外科
キーワード:
Painful bipartite patella
,
Ultrasonography
,
Arthroscopy
Keyword:
Painful bipartite patella
,
Ultrasonography
,
Arthroscopy
pp.317-319
発行日 2019年3月1日
Published Date 2019/3/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000000814
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
要旨:エコーを併用して鏡視下骨片切除術を行った有痛性分裂膝蓋骨の2例を経験した。症例は,16歳男子と57歳男性である。2例とも単純X線像で分裂膝蓋骨を認めたため,分裂部に局所麻酔剤とステロイド剤を注射し,症状は一次消退したが効果は一時的であった。このため手術治療を行った。鏡視では分裂部が不明瞭で,エコーを併用して分裂部を同定し,関節腔から分裂骨片を切除した。術後,症状は消退し速やかに活動復帰した。膝蓋支帯や腱を損傷しない術式により速やかな改善を得た。
Copyright © 2019, KANEHARA SHUPPAN Co.LTD. All rights reserved.