Japanese
English
特集 臨床解剖学の新たな知見
足関節の解剖
Anatomy of the ankle
寺本 篤史
1
,
小路 弘晃
1
,
榊原 醸
1
,
神谷 智昭
1
,
渡邉 耕太
2
,
山下 敏彦
1
Atsushi TERAMOTO
1
,
Kota WATANABE
2
1札幌医科大学医学部,整形外科学講座
2札幌医科大学保健医療学部,理学療法学第二講座
キーワード:
Ankle
,
Lateral ligament
,
Syndesmosis
Keyword:
Ankle
,
Lateral ligament
,
Syndesmosis
pp.1489-1494
発行日 2018年11月1日
Published Date 2018/11/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000000671
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要旨:足関節の中でも足関節外側靱帯と脛腓靱帯結合は臨床解剖学の知見が診療に大きく活用されている。外側靱帯は関節鏡手術の普及に伴い解剖学的理解がより重要になってきている。また,ロボットシステムを用いた未固定標本のキネマティクス解析は足関節外側靱帯の機能をより詳細に評価することができる。そして,脛腓靱帯結合はバイオメカニクス研究の結果から手術手技の変化が起きている。このように,解剖学的研究とバイオメカニクス研究によって明らかになったことが足関節疾患の診療の発展に直結している。
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