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特集 コンピュータ支援手術の現状と課題
大腿骨転子部骨切り術のナビゲーション
Transtrochanteric osteotomy using navigation
高尾 正樹
1
Masaki TAKAO
1
1大阪大学大学院医学系研究科,運動器医工学治療学
キーワード:
Transtrochanteric rotational osteotomy
,
Transtrochanteric curved varus osteotomy
,
CT-based navigation
Keyword:
Transtrochanteric rotational osteotomy
,
Transtrochanteric curved varus osteotomy
,
CT-based navigation
pp.1201-1205
発行日 2018年9月1日
Published Date 2018/9/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000000602
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要旨:大腿骨頭壊死症に対する大腿骨転子部骨切り術において術後の荷重部健常域の確保が骨頭再圧潰の防止に重要である。われわれはCT像とMRIを融合した三次元シミュレーションにより,術後の荷重部健常域を予測し,その手術適応を厳密にしている。また術後の荷重部健常域は骨切りデザインとその骨切り面上での骨頭の移動で決定されるため,正確な術前計画の再現が重要である。ナビゲーションは正確な骨切り面の再現と移動骨片の追跡を可能とし,術前に想定していた術後荷重部健常域を確実に再現でき有用である。
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