特集 救急IVR手技詳説 with WEB動画
手技詳説編
●血管IVR―四肢,その他
急性下肢動脈閉塞症
川崎 竜太
1
1兵庫県立姫路循環器病センター 放射線科
キーワード:
急性下肢動脈閉塞
,
吸引療法
,
塞栓症
Keyword:
急性下肢動脈閉塞
,
吸引療法
,
塞栓症
pp.1514-1517
発行日 2018年11月20日
Published Date 2018/11/20
DOI https://doi.org/10.18888/rp.0000000681
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急性下肢動脈閉塞症の治療においては可及的速やかに閉塞血管の再開通を図ることが肝要である。Fogartyカテーテル1)による外科的血栓除去術は確立された治療であり,血栓溶解療法や吸引療法など血管内治療の有用性も報告されているものの2-4),第一選択の治療であることには変わりはない5)。したがって急性下肢動脈閉塞症の血管内治療の適応となる症例は限られているが,手技そのものは他領域の血栓塞栓症治療に応用できる重要な手技の一つである。
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