特集 救急IVR手技詳説 with WEB動画
手技詳説編
●血管IVR―腹部
原発性肝細胞癌破裂
横山 太郎
1
,
近藤 浩史
1
1帝京大学医学部 放射線科
キーワード:
原発性肝細胞癌
,
仮想透視画像
,
ステアリングマイクロカテーテル
Keyword:
原発性肝細胞癌
,
仮想透視画像
,
ステアリングマイクロカテーテル
pp.1474-1477
発行日 2018年11月20日
Published Date 2018/11/20
DOI https://doi.org/10.18888/rp.0000000672
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原発性肝細胞癌(hepatocellular carcinoma:HCC)は肝表に存在するものが破裂することにより,被膜下やfree spaceである腹腔内への出血をきたす。また疾患の特性上,背景に肝機能障害を有し,一次・二次止血機序が働かず出血性ショックに至る可能性があるため,迅速なtranscatheter arterial embolization(TAE)が必要となる。本稿では手技的な工夫をはじめ一般的な知識も含めた戦略・戦術を中心に詳述する。
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