Japanese
English
臨床研究
原発性肝癌における骨転移例の経過と疼痛緩和
Clinical course and pain control in a patient with hepatocellular carcinoma and bone metastasis
川浦 幸光
1
,
龍沢 泰彦
1
,
石田 善敬
1
,
平能 康充
1
,
清水 淳三
1
Kawaura Yukimitsu
1
1石川県済生会金沢病院外科
キーワード:
原発性肝細胞癌
,
骨転移例の経過
,
モルヒネ使用量
,
骨転移例の疼痛緩和
Keyword:
原発性肝細胞癌
,
骨転移例の経過
,
モルヒネ使用量
,
骨転移例の疼痛緩和
pp.71-74
発行日 2004年1月20日
Published Date 2004/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100523
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はじめに
原発性肝細胞癌(HCCと略)の骨転移の頻度が臨床例において5.1%と報告されている1).疼痛の激しさに加え,運動を著しく障害するため,QOLの低下をきたす.最近では肝再発に対しても種々の治療が行われ,長期間生存する例が増加している.長期生存に伴って骨転移例が増加している.本稿では原発性肝癌症例で,肝再発を生じた後,骨転移を認めた症例の経過と疼痛緩和について非骨転移例と比較して検討した.
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