特集 救急IVR手技詳説 with WEB動画
手技詳説編
●血管IVR―四肢,その他
経カテーテル動脈塞栓術における自動ナビゲーションソフト
棚橋 裕吉
1
,
川田 紘資
1
,
五島 聡
1
,
松尾 政之
1
1岐阜大学医学部附属病院 放射線科
キーワード:
経カテーテル動脈塞栓術
,
仮想透視画像
,
自動ナビゲーション
Keyword:
経カテーテル動脈塞栓術
,
仮想透視画像
,
自動ナビゲーション
pp.1528-1531
発行日 2018年11月20日
Published Date 2018/11/20
DOI https://doi.org/10.18888/rp.0000000684
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
経カテーテル動脈塞栓術(transcatheter arterial embolization:TAE)は肝細胞癌や腎血管筋脂肪腫を代表とする腫瘍性病変,動静脈奇形や動脈瘤などの血管病変に待機的に施行されるほか,外傷や危機的産科出血,内視鏡にて止血困難な消化管出血などの動脈性出血に対しても幅広く施行されている。昨今のデバイス・技術発展により血管内治療の適応はさらに広がり,手技の複雑化・長期化がみられる中で患者および術者のX線被曝の観点から手技時間の短縮を心がけることは重要である。また,緊急IVR(interventional radiology)においては全身状態が不良な症例が多く,救命のために速やかな治療が求められる。
Copyright © 2018, KANEHARA SHUPPAN Co.LTD. All rights reserved.