症例
胃十二指腸仮性動脈瘤に対して膵アーケードを介する塞栓術が施行された正中弓状靭帯圧迫症候群の1例
伊原 研一郎
1
,
岡田 宗正
1
,
加藤 雅俊
1
,
田辺 昌寛
1
,
山下 武則
2
,
片山 節
2
,
松永 尚文
1
1山口大学医学部附属病院 放射線科
2徳山中央病院 放射線科
キーワード:
正中弓状靭帯圧迫症候群
,
胃十二指腸仮性動脈瘤
,
バルーンアシスト塞栓術
Keyword:
正中弓状靭帯圧迫症候群
,
胃十二指腸仮性動脈瘤
,
バルーンアシスト塞栓術
pp.1833-1837
発行日 2017年12月10日
Published Date 2017/12/10
DOI https://doi.org/10.18888/rp.0000000216
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慢性膵炎の合併症に仮性動脈瘤があり,破裂すると重篤となりえ,致死率も高い1)2)。今回我々は,正中弓状靭帯圧迫症候群に合併した慢性膵炎による胃十二指腸仮性動脈瘤に対してバルーン補助下に塞栓しえた1 例を経験したので報告する。
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