診療
腎実質の炎症性疾患の鑑別におけるSPECT/CTを用いたガリウムシンチグラフィの有用性
吉田 敦史
1
,
河邉 讓治
1
,
東山 滋明
1
,
小谷 晃平
1
,
塩見 進
1
1大阪市立大学医学部附属病院 核医学科
キーワード:
腎炎
,
ガリウムシンチグラフィ
,
SPECT/CT
Keyword:
腎炎
,
ガリウムシンチグラフィ
,
SPECT/CT
pp.1825-1831
発行日 2017年12月10日
Published Date 2017/12/10
DOI https://doi.org/10.18888/rp.0000000215
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ガリウムシンチグラフィは,腫瘍や炎症病巣の検出を目的として広く用いられている。通常の72時間後の検査時には,生理的集積部位である肝および骨髄への集積はみられるが,腎が描出されることは少なく1),腎が描出された場合には,腎病変が存在するとの報告がみられる2)3)。
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