特集 泌尿器の画像診断と放射線治療
放射線治療
前立腺癌の高線量率組織内照射
吉田 謙
1
1大阪医科大学附属病院 放射線診断科・放射線治療科
キーワード:
高線量率組織内照射
,
画像誘導治療計画
,
救済組織内照射
Keyword:
高線量率組織内照射
,
画像誘導治療計画
,
救済組織内照射
pp.1571-1575
発行日 2017年10月20日
Published Date 2017/10/20
DOI https://doi.org/10.18888/rp.0000000172
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前立腺癌における小線源治療の歴史は古く,1910 年代にまでさかのぼる1)。しかし,安定して良好な成績が得られるようになったのは1980 年代に経直腸超音波診断に基づく経会陰式刺入をするようになってからである。その後,キール大学にて1980 年代より本稿のテーマである高線量率組織内照射が開始され(外部照射併用)2),1995 年に大阪大学が高線量率組織内照射単独療法を開始した3)。
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