症例
G群溶血性レンサ球菌によるretroperitoneal fasciitisの2例
田中 隆浩
1
,
橋本 奈々子
2
,
橋本 成弘
2
,
赤堀 利行
3
1中東遠総合医療センター 放射線診断科
2同 IVR・画像診断センター
3同 総合内科
キーワード:
G群溶血性レンサ球菌retroperitoneal fasciitis
,
後腹膜筋膜炎
Keyword:
G群溶血性レンサ球菌retroperitoneal fasciitis
,
後腹膜筋膜炎
pp.1093-1097
発行日 2017年8月10日
Published Date 2017/8/10
DOI https://doi.org/10.18888/rp.0000000087
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
近年,基礎疾患を有する成人や高齢者におけるG 群溶血性レンサ球菌(group G streptococcus:GGS)による侵襲性感染症は増加傾向にあり,A群溶血性レンサ球菌(group A streptococcus:GAS)と同様に劇症型の経過をとる例も報告されている1)2)。一方で,後腹膜を主体とする広範な筋膜炎・脂肪織炎に関する報告はこれまでにない。
Copyright © 2017, KANEHARA SHUPPAN Co.LTD. All rights reserved.