特集 画像診断ガイドライン2016―改訂ポイントと今後の方向性―
診療ガイドライン:今後の方向性
片岡 正子
1
1京都大学医学部附属病院 放射線部
キーワード:
GRADE システム
,
システマティックレビュー
,
エビデンス総体
,
アウトカム
Keyword:
GRADE システム
,
システマティックレビュー
,
エビデンス総体
,
アウトカム
pp.1049-1053
発行日 2017年8月10日
Published Date 2017/8/10
DOI https://doi.org/10.18888/rp.0000000081
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私は画像診断ガイドライン2016,およびその前のガイドライン2013年版で,ガイドライン作成法の部分を担当してきた。ガイドライン作成の基本的な流れは,クリニカルクエスチョン(CQ)に沿った文献を検索し,それぞれの文献に対して,Oxford centre for evidence—based medicine(OCEBM)2011 levels of evidence1)に基づいてエビデンスのレベルを評価。それらの全体をみて,最終的には専門小委員会にてMinds 診療ガイドライン作成の手引き2007 に基づいた推奨をつけ,全分野の委員長と中央委員が全CQ をチェックしレベルを確認・修正する,というものであった。
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