研修レポート 厚生省看護研修研究センターでの学び
今後の方向を見出せた研修
長谷川 ゆかり
1
1島根県米子保健所
pp.220-221
発行日 1984年3月10日
Published Date 1984/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662206801
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私がこの研修を受けようと思ったのは保健婦になって3年が過ぎようとしている頃,3年間の業務経験のなかで,今自分がしていることは本当に看護なのだろうか,公衆衛生看護っていったい何なんだろうかと,自分自身をも見失ってしまいそうな混沌としていた時期だった。特に教育に関りたいという気持はなかったが,とにかく今の状況からぬけ出したい,公衆衛生看護とはこれだという答えが得られるかもしれないという気持が私を研修へとかりたてていった。1年の研修を終えてみて明確な答えを出すことはできなかったが,自分自身の今後の実践のなかから答えを出していくための手立てを得ることができたと思う。
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