手術手技
食道胃接合部近接小彎病変に対する究極の残胃温存手術:Super Subtotal Gastrectomy
佐川 弘之
1
,
藤田 康平
1
,
伊藤 直
1
,
佐藤 怜央
1
,
小川 了
1
,
瀧口 修司
1
1名古屋市立大学大学院医学研究科消化器外科学
キーワード:
胃癌
,
亜全摘術
,
ロボット支援手術
Keyword:
胃癌
,
亜全摘術
,
ロボット支援手術
pp.503-508
発行日 2026年4月15日
Published Date 2026/4/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000004914
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近年,わが国においても食道胃接合部(esophagogastric junction;EGJ)付近に発生する上部胃癌は増加しており1),噴門側胃切除術(proximal gastrectomy;PG)や胃全摘術(total gastrectomy;TG)が選択されることが多い。しかし,これら術式は穹窿部(fornix)を切除するため,食欲低下,体重減少,逆流性食道炎といった術後障害を引き起こしやすい。とくに穹窿部はグレリン分泌の中心であり,グレリンは食欲刺激と体重維持に寄与するホルモンであることから,穹窿部の温存は長期的な栄養管理において重要な役割を果たす。

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