特集 ロボット支援肝胆膵外科手術における手術デバイスの選択とその使い方
Ⅱ.各論 1)ロボット支援肝部分切除術
濱口 雄平
1
,
西田 和樹
1
,
桂 隆介
1
,
山下 徳之
1
,
白井 久也
1
,
森 章
1
1大阪赤十字病院消化器外科
キーワード:
ロボット支援手術
,
肝切除
,
部分切除
Keyword:
ロボット支援手術
,
肝切除
,
部分切除
pp.1457-1465
発行日 2024年8月15日
Published Date 2024/8/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000004025
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わが国では,2022年4月から腹腔鏡下肝切除で保険収載されているすべての術式がロボット支援肝切除術(robot-assisted liver resection;RLR)においても保険適用となり1),RLRは多くの施設で急速に導入・普及している。当施設では2022年8月に第1例目のRLRを施行し,2023年12月までに22例のRLRを行ってきた。導入当初は,ロボット支援手術におけるデバイスの制限から肝離断に難渋したが,さまざまな試行錯誤を繰り返し,現在では安定した肝離断手技が定型化されたと考えている。
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