手術症例報告
腸閉塞を契機に発見された急性骨髄性白血病の盲腸浸潤の1例
益永 あかり
1
,
坂本 真也
1
,
田渕 幹康
1
,
高田 暢夫
1
,
稲田 涼
1
,
岡林 雄大
1
1高知医療センター消化器外科・一般外科
キーワード:
急性骨髄性白血病
,
消化管浸潤
,
myeloid sarcoma
Keyword:
急性骨髄性白血病
,
消化管浸潤
,
myeloid sarcoma
pp.1429-1432
発行日 2024年7月15日
Published Date 2024/7/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000004002
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急性骨髄性白血病(acute myeloid leukemia;AML)の髄外病変である骨髄性肉腫(myeloid sarcoma;MS)は,骨髄芽球や未熟骨髄細胞が髄外に腫瘍を形成したものである1)。リンパ節や骨,皮膚,軟部組織,生殖器,消化管が好発部位とされているが,発生頻度は200万人に1人と言われており2),日常診療で遭遇する機会はきわめて少ない。
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