特集 後腹膜アプローチを活用した消化器内視鏡外科手術
Ⅱ.手術手技 6)後腹膜腔アプローチを活用した腹腔鏡下骨盤手術
上原 圭
1
,
山田 岳史
1
,
進士 誠一
1
,
松田 明久
1
,
横山 康行
1
,
吉田 寛
1
1日本医科大学付属病院消化器外科
キーワード:
経肛門アプローチ
,
後腹膜アプローチ
,
骨盤手術
Keyword:
経肛門アプローチ
,
後腹膜アプローチ
,
骨盤手術
pp.947-954
発行日 2024年5月15日
Published Date 2024/5/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000003900
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直腸癌手術の主流といえば,いまや腹腔鏡 / ロボット支援手術など,いわゆるMIS(minimally invasive surgery)と総称される内視鏡外科手術である。しかし,直腸の2 / 3以上は腹膜外腔に存在しているにもかかわらず(図1),なぜ経腹的にアプローチをするのであろうか? 同じく腹膜外に存在する前立腺手術も,以前は開腹せずに腹膜外腔を利用する開放手術として施行されていたが,MIS全盛の今日,主流は経腹的アプローチへと変わった。
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