特集 後腹膜アプローチを活用した消化器内視鏡外科手術
Ⅱ.手術手技 2)後腹膜アプローチを活用した腹腔鏡下膵頭十二指腸切除術
木村 健二郎
1
,
石沢 武彰
1
1大阪公立大学大学院肝胆膵外科学
キーワード:
腹腔鏡下膵頭十二指腸切除術
,
後腹膜アプローチ
,
intestinal delotation
Keyword:
腹腔鏡下膵頭十二指腸切除術
,
後腹膜アプローチ
,
intestinal delotation
pp.913-919
発行日 2024年5月15日
Published Date 2024/5/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000003896
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腹腔鏡下膵頭十二指腸切除術(laparoscopic pancreaticoduodenectomy;L-PD)は,高難度手術とされる膵頭十二指腸切除術を腹腔鏡下に行うものであり,安全性と根治性に留意することが必要である。拡大視効果という利点がある一方,鉗子の動作制限や止血処置の困難さなど,難点を克服することが要求される。これらの難点の克服のためには,内視鏡外科手術の特徴を理解し,それを利用することが肝要である。
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