特集 必携 消化器・一般外科医のための外科解剖アトラス
Ⅴ 鼠径部・腹壁瘢痕ヘルニア 8 eTEP Rives-Stoppa,TARに必要な腹壁解剖
今村 清隆
1
,
梅澤 昭子
1
,
春田 英律
1
,
上野 知尭
1
,
関 洋介
2
,
笠間 和典
2
,
黒川 良望
3
1四谷メディカルキューブきずの小さな手術センター
2四谷メディカルキューブ減量・糖尿病外科センター
3四谷メディカルキューブ院長
キーワード:
eTEP
,
TAR
,
腹壁瘢痕ヘルニア
Keyword:
eTEP
,
TAR
,
腹壁瘢痕ヘルニア
pp.743-752
発行日 2024年3月31日
Published Date 2024/3/31
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000003831
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従来,鼠径部ヘルニア修復術で行われてきたTEP(totally extraperitoneal approach)は,剥離範囲が狭いために鉗子間距離を十分に取ることができない。そのため,その手術操作を窮屈に感じたDaesは,臍より頭側のポートから剥離を開始し,この方法をeTEP(enhanced view totally extraperitoneal technique)と名付けた1)。
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