手術手技
直腸静脈瘤に対する外科手術の経験─Hybrid surgery with BATOについて
川中 博文
1
,
吉田 大輔
2
,
是久 翔太郎
2
,
新井 貴大
2
,
佐藤 健吾
2
,
石田 俊介
2
1国立病院機構 別府医療センター消化器外科/臨床研究部
2国立病院機構 別府医療センター消化器外科
キーワード:
直腸静脈瘤
,
Hybrid surgery
,
血管塞栓術
Keyword:
直腸静脈瘤
,
Hybrid surgery
,
血管塞栓術
pp.251-257
発行日 2024年2月15日
Published Date 2024/2/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000003726
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門脈圧亢進症に対する治療において,内視鏡治療やIVR(interventional radiology)が主に行われるようになり,侵襲の大きな外科手術が行われる機会は少なくなった。しかし,直腸静脈瘤などの異所性静脈瘤に対しては,内視鏡治療やIVR単独では治療困難なことも多い。そこで,直腸静脈瘤に対する外科手術を行った症例,とくにBATO(balloon-occluded antegrade transvenous obliteration)を用いたハイブリッド手術について報告する。
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