特集 ラパコレを再考する―腹腔鏡下胆嚢摘出術をマスターするために
胆道損傷が発生した場合のリカバリーショット
高野 公徳
1
,
藤崎 洋人
1
,
室井 貴子
1
,
大谷 理紗
1
,
渡部 希美
1
,
中川 基人
1
1平塚市民病院外科
キーワード:
胆道損傷
,
Strasberg分類
,
経胆囊管的胆管ステント
Keyword:
胆道損傷
,
Strasberg分類
,
経胆囊管的胆管ステント
pp.1519-1526
発行日 2023年9月15日
Published Date 2023/9/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000003511
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腹腔鏡下胆囊摘出術(laparoscopic cholecystectomy;LC)はわが国では1990年から導入され,消化器疾患領域では腹腔鏡手術の登竜門的な術式の1つであり,若手外科医の修練に当てられることも多い。しかし,その難度はさまざまで,熟練した肝胆膵外科医でも苦戦を強いられる症例や術中偶発症に対するリカバリーショットを要求される症例も少なからず経験する。
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