手術症例報告
再発左鼠径ヘルニア・腹壁瘢痕ヘルニア合併症例において腹腔鏡下に同時修復を行った1例
深澤 美奈
1
,
渡辺 徹
1
,
東海 竜太朗
1
,
馬場 逸人
1
,
藤井 努
1
1富山大学消化器・腫瘍・総合外科
キーワード:
再発鼠径ヘルニア
,
腹壁瘢痕ヘルニア
,
IPOM法
Keyword:
再発鼠径ヘルニア
,
腹壁瘢痕ヘルニア
,
IPOM法
pp.519-524
発行日 2023年4月15日
Published Date 2023/4/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000003247
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再発鼠径ヘルニア,腹壁瘢痕ヘルニアに対する修復術の手法は多岐にわたるが,腹腔鏡下での修復は術後の慢性疼痛の軽減,メッシュ展開範囲の視認性に優れるなど直視下手術と比較して有効とされる。しかし,両ヘルニアの合併症例に関しては最適な治療法は明らかになっておらず,適切な手術法の選択には議論の余地がある。
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