手術手技
上部進行胃癌に対する腹腔鏡下脾温存脾門部郭清手技─SYNAPSE VINCENTを用いて
岡 伸一
1
,
福永 哲
2
,
石崎 陽一
3
1順天堂大学医学部附属浦安病院消化器・一般外科/順天堂大学医学部附属順天堂医院上部消化管外科
2順天堂大学医学部附属順天堂医院上部消化管外科
3順天堂大学医学部附属浦安病院消化器・一般外科
キーワード:
腹腔鏡下胃切除術
,
脾温存脾門部郭清
,
SYNAPSE VINCENT
Keyword:
腹腔鏡下胃切除術
,
脾温存脾門部郭清
,
SYNAPSE VINCENT
pp.1879-1886
発行日 2022年11月15日
Published Date 2022/11/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000003045
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上部進行胃癌の標準治療は,JCOG0110の結果を受け大彎線上に病変のないものについては,脾温存胃全摘となった1)。一方,大彎線に浸潤のある上部進行胃癌に対し,わが国ではJCOG1809「大弯に浸潤する胃上部進行胃癌に対する腹腔鏡下脾温存脾門郭清の安全性に関する第Ⅱ相試験」が進行中であり,脾摘あるいは脾門部郭清の有用性についてはいまだ明確な結論が出ていない。
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