特集 炎症性腸疾患の治療戦略と手術
Ⅲ.クローン病 5)癌を合併したクローン病症例に対する外科治療
東 大二郎
1
,
森下 麻理奈
1
,
上床 崇吾
1
,
久部 高司
2
,
二村 聡
3
,
渡部 雅人
1
1福岡大学筑紫病院外科
2福岡大学筑紫病院炎症性腸疾患センター
3福岡大学筑紫病院病理部
キーワード:
クローン病
,
小腸癌
,
大腸癌
Keyword:
クローン病
,
小腸癌
,
大腸癌
pp.1085-1089
発行日 2022年6月15日
Published Date 2022/6/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000002843
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クローン病(Crohn’s disease;CD)腸管の合併症の1つとして小腸大腸癌が増加している。CD腸管癌の危険度については,欧米で一般人口よりも有意に高いことが報告されている1)。わが国においても,その頻度は3.2倍であったとの報告がある2)。
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