総特集 鼠径部切開法を見直す
腹腔鏡および鼠径部アプローチの言語化・技能評価を基本とした鼠径部ヘルニア手術教育
倉島 庸
1
1北海道大学医学研究院消化器外科学教室Ⅱ
キーワード:
外科教育
,
技能評価スケール
,
遠隔シミュレーショントレーニング
Keyword:
外科教育
,
技能評価スケール
,
遠隔シミュレーショントレーニング
pp.861-867
発行日 2022年5月15日
Published Date 2022/5/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000002792
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鼠径ヘルニア修復術は,虫垂切除術および胆嚢摘出術と同様,若手外科医が執刀する機会が多い手術である。近年,これらの手術は内視鏡外科の普及により腹腔鏡下アプローチで執刀されることが多くなった。日本内視鏡外科学会のアンケート結果によると,2019年のアンケート回答施設では鼠径ヘルニア修復術の54.5%が腹腔鏡手術〔TAPP法(transabdominal preperitoneal approach),TEP法(totally extraperitoneal approach),Robot〕となっている。
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