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特集 エキスパートが教える 鼠径部ヘルニアのすべて
総論
鼠径部ヘルニアの基礎
The basis of groin hernia
嶋田 元
1
,
柵瀨 信太郎
1
Gen SHIMADA
1
1聖路加国際病院ヘルニアセンター
pp.1178-1184
発行日 2016年10月20日
Published Date 2016/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407211313
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【ポイント】
◆鼠径部ヘルニアは合併症の頻度が低く早期に社会復帰可能な手術であるが,手術手技に起因する合併症や治療に難渋する合併症も存在する.
◆患者の状態を考慮し,手術適応や経過観察を含めた選択可能な治療方法のベネフィットとリスクを含めて提示すべきである.
◆教科書どおりに鼠径部ヘルニア手術ができるというだけでは,決して質の高い外科手術であるとは言えない.
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