特集 上部消化管領域再建手技─最近のトピック
modified SOFY法による食道残胃吻合
辰林 太一
1
,
山下 好人
1
1日本赤十字社和歌山医療センター消化管外科
キーワード:
SOFY法
,
食道残胃吻合
,
噴門側胃切除
Keyword:
SOFY法
,
食道残胃吻合
,
噴門側胃切除
pp.187-192
発行日 2022年2月15日
Published Date 2022/2/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000002619
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噴門側胃切除術(proximal gastrectomy;PG)は,胃上部の早期胃癌や食道胃合部癌に対して胃癌治療ガイドラインで弱く推奨されている機能温存術式である1)。胃全摘術(total gastrectomy;TG)と比較して,術後の体重減少を抑制し,QOL(quality of life)が良好であることが報告されている2)。また,胃上部の進行胃癌に対してのPGが適応となる可能性も示されている3)。
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