手術手技
食道胃逆流防止機能を付加した噴門側胃切除術後食道残胃吻合法(EG-PRIME法)─食道manometryの結果から至適な再建法を考える
安田 篤
1
,
木村 豊
2
,
安田 卓司
1
1近畿大学医学部外科上部消化管部門
2近畿大学奈良病院外科
キーワード:
噴門側胃切除
,
食道残胃吻合
,
食道内圧測定
Keyword:
噴門側胃切除
,
食道残胃吻合
,
食道内圧測定
pp.1583-1590
発行日 2021年9月15日
Published Date 2021/9/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000002422
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
胃体上部の早期胃癌や接合部癌に対し,噴門側胃切除術が行われる機会は多くなったが,その再建法に食道残胃吻合を選択する場合は食道胃逆流防止機能を付加する必要がある。そのためには,噴門側胃切除(食道切離,噴門部剥離)を行った際に生じる逆流防止機構の破綻を理解し,食道胃逆流防止機能を可能なかぎり再構築することが肝要である。
Copyright © 2021, KANEHARA SHUPPAN Co.LTD. All rights reserved.