手術症例報告
成人胃軸捻転症に対して腹腔鏡下胃固定術を施行した1例
古川 陽菜
1
,
井上 卓哉
2
,
宮垣 博道
2
,
川端 良平
2
,
辻江 正徳
2
,
長谷川 順一
2
1りんくう総合医療センター外科/大阪労災病院外科
2大阪労災病院外科
キーワード:
胃軸捻転症
,
腹腔鏡
,
胃固定術
Keyword:
胃軸捻転症
,
腹腔鏡
,
胃固定術
pp.1869-1876
発行日 2021年11月15日
Published Date 2021/11/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000002505
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胃軸捻転症は,胃が生理的範囲を超えて回転し,胃内容物の通過障害をきたした状態であり,まれな疾患である。減圧・内視鏡的捻転解除を行うこともあるが,再発率は高く,根治的治療としては,手術が必要となる。今回,成人胃軸捻転症に対して腹腔鏡下胃固定術を施行し,良好な経過を得られた1例を経験したので報告する。
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