Japanese
English
臨床報告 1
小児胃軸捻転に対して腹腔鏡下胃固定術を行った1例
Laparoscopic gastropexy for gastric volvulus in a pediatric patient
大畠 雅之
1
,
井手 昇
1
,
高木 克典
1
,
田中 朋子
1
,
中越 享
1
Obatake Masayuki
1
1長崎大学大学院医歯薬学総合研究科腫瘍外科
キーワード:
胃軸捻転
,
胃固定術
,
腹腔鏡
Keyword:
胃軸捻転
,
胃固定術
,
腹腔鏡
pp.1391-1394
発行日 2003年10月20日
Published Date 2003/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407101537
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はじめに
小児の急性腹症として重要な疾患の一つである胃軸捻転症は,捻転の程度により突然発症して胃の壊死・穿孔に至るものから慢性的に嘔吐を繰り返すものまで幅広い臨床症状をとる1).今回筆者らは急性腹症として発症し,保存的治療により病態の改善のみられなかった胃軸捻転症に対して腹腔鏡による胃固定術を施行した1症例を経験したので報告する.
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