手術手技
ロボット支援下噴門側胃切除後におけるダブルトラクト再建術─Twisted Double Tract Reconstruction (TDTR) の手技
谷口 桂三
1
,
藤本 大裕
1
,
山崎 健司
1
,
三浦 文彦
1
,
松谷 哲行
1
,
小林 宏寿
1
1帝京大学医学部附属溝口病院外科
キーワード:
ロボット支援手術
,
ダブルトラクト再建
,
噴門側胃切除
Keyword:
ロボット支援手術
,
ダブルトラクト再建
,
噴門側胃切除
pp.1591-1596
発行日 2021年9月15日
Published Date 2021/9/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000002423
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胃癌に対するロボット支援下胃切除は2018年に保健収載された。日本内視鏡外科学会による第15回アンケートによれば,ロボット支援下胃切除は2019年度で1,700例以上行われており2018年の700例余りから倍増以上している1)。ロボット支援手術においてダビンチサージカルシステム(da Vinci® surgical system;DVSS)は,そのほとんどで使用され,3Dの視野,スケーリング機能,手ブレ補正,多関節機能といった特長を有している。Uyamaら2)の報告によれば,DVSSを使用したロボット支援胃切除は合併症を減少させるとされ,その数は今後増加していくものと思われる。
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