特集 大腸肛門外科における消化管ストーマ造設術とその関連手技
Ⅱ.各論 6)Crohn病手術におけるストーマ造設術
二見 喜太郎
1
,
東 大二郎
1
,
上床 崇吾
1
,
小島 大望
1
,
森下 麻理奈
1
,
渡部 雅人
1
1福岡大学筑紫病院外科
キーワード:
Crohn病
,
ストーマ造設術
,
ストーマ部再発
Keyword:
Crohn病
,
ストーマ造設術
,
ストーマ部再発
pp.853-861
発行日 2021年4月15日
Published Date 2021/4/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000002210
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Crohn病において内科的治療が進歩した今日でも外科治療が1つの柱であることに変わりはない。ストーマ造設術は有用な外科治療の1つである1)が,他の疾患と異なり若年者が対象となること,低栄養状態,複数回の手術歴,肛門病変の関与に加えてストーマ部腸管の再発のリスクなど,Crohn病特有の問題を抱えている2,3)。
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