総特集 消化器・一般外科領域の手術教育を考える
Ⅱ.各論 2)胃外科の手術教育
柴崎 晋
1
,
須田 康一
2
,
中村 謙一
1
,
田中 毅
3
,
稲葉 一樹
1
,
宇山 一朗
1
1藤田医科大学総合消化器外科
2藤田医科大学総合消化器外科/同 医学部先端外科治療開発共同研究講座
3藤田医科大学医学部先端外科治療開発共同研究講座
キーワード:
腹腔鏡下胃切除
,
ロボット支援下胃切除
,
手術教育
Keyword:
腹腔鏡下胃切除
,
ロボット支援下胃切除
,
手術教育
pp.63-69
発行日 2021年1月15日
Published Date 2021/1/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000002019
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腹腔鏡下胃切除(laparoscopic gastrectomy;LG)は早期胃癌に対する根治術の1つとして確立し1),現在では胃癌手術の約半分は腹腔鏡手術で行われている2)。しかし,開腹手術に比べて腹腔鏡手術は鉗子の可動域制限や手ぶれなどの技術的難点があり,ラーニングカーブが長いといわれている3)。この難点を克服すべく内視鏡手術支援ロボットが開発され,Intuitive Surgical社のda Vinci Surgical System®(DVSS)を使用したロボット支援手術が近年急速に発展してきている。
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