総特集 消化器・一般外科手術における感染対策・周術期管理
Ⅱ.各論 9)結腸手術における感染対策・周術期管理
近谷 賢一
1
,
近 範泰
1
,
天野 邦彦
1
,
幡野 哲
1
,
石橋 敬一郎
1
,
石田 秀行
1
1埼玉医科大学総合医療センター消化管・一般外科
キーワード:
結腸癌
,
ERAS®
,
周術期管理
Keyword:
結腸癌
,
ERAS®
,
周術期管理
pp.1767-1775
発行日 2020年11月15日
Published Date 2020/11/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000001944
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結腸手術には,炎症などの良性疾患と癌に対する手術がある。消化器外科領域のなかで最も一般的に行われ,手術や周術期管理の安全性が比較的確立されている。ただ,手術部位感染(surgical site infection;SSI)の発症率が10~15%程度と比較的高く1),周術期感染対策が重要となる。
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