特集 消化器外科手術の論点2020 誌上ディベートと手術手技
食道外科 3 縫合不全を最小とする胃管再建法 亜全胃の立場から
今井 健晴
1
,
吉田 和弘
1
,
田中 善宏
1
,
佐藤 悠太
1
,
畑中 勇治
1
,
安福 至
1
1岐阜大学腫瘍外科
キーワード:
食道癌
,
再建
,
亜全胃
Keyword:
食道癌
,
再建
,
亜全胃
pp.422-429
発行日 2020年3月31日
Published Date 2020/3/31
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000001611
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食道癌の術後合併症のなかでも縫合不全の発症頻度は5~10%ほどとされる1,2)。発症すると重症化し,生死に直結することがあるため,最も注意が必要な合併症の1つである。また,再建方法は嚥下障害や摂食障害といった術後のQOLにも影響するため,いかに安全で質の良い再建ができるかが重要となる。
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