Japanese
English
特集 食道癌手術のコツと要点
食道癌手術を達成するためのポイント
胃管再建術のコツと要点—安全な頸部食道亜全胃 手縫い吻合法
Knack and pitfall of reconstruction using subtotal gastric tube after esophagectomy:safe hand sewing anastomosis procedure
吉田 和弘
1
,
田中 善宏
1
Kazuhiro YOSHIDA
1
1岐阜大学大学院 腫瘍制御学講座 腫瘍外科学分野
pp.1087-1091
発行日 2016年9月20日
Published Date 2016/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407211290
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
【ポイント】
◆亜全胃は胃の粘膜下層の血管交通網を温存でき,先端の血流が豊富である.
◆再建は後縦隔経路にて頸部食道-亜全胃吻合を,頸部創にて手縫いで行う.
◆後壁は2層縫合,前壁はGambee吻合による層々吻合を行う.
◆幽門輪前壁の用手的ブジーを行う.
◆再建胃は十分に腹腔側に牽引(直線化)し,横隔膜脚と3針縫合固定する.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2018年9月末まで)。
Copyright © 2016, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.