特集 腹腔鏡下大腸癌手術におけるメインデバイスの選択─電気メスvs.超音波凝固切開装置
Ⅰ.総論 2.超音波凝固切開装置の原理と起こり得る有害事象
渡邉 純
1
,
武井 将伍
1
,
諏訪 雄亮
1
,
石部 敦士
2
,
國崎 主税
1
,
遠藤 格
2
1横浜市立大学附属市民総合医療センター消化器病センター外科
2横浜市立大学消化器・腫瘍外科学
キーワード:
超音波凝固切開装置
,
腹腔鏡手術
,
有害事象
Keyword:
超音波凝固切開装置
,
腹腔鏡手術
,
有害事象
pp.1523-1527
発行日 2019年10月15日
Published Date 2019/10/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000001412
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近年の内視鏡外科手術の発展は,エネルギーデバイスの進歩によるところが大きい。現在,腹腔鏡下大腸癌手術は広く普及し,超音波凝固切開装置は電気メスと同様,メインデバイスとして広く使用されている。使用頻度の高いデバイスであるにもかかわらず,超音波凝固切開装置の原理について詳しく学ぶ機会は少ない。また,起こり得る有害事象に関する知識の習得は,腹腔鏡下大腸癌手術を安全に施行するために必須である。
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