Japanese
English
特集 エネルギーデバイスの極意─原理と特性を手術に活かす
超音波凝固切開装置
Ultrasonically activated device
木下 秀文
1
,
松田 公志
1
Hidefumi Kinoshita
1
,
Tadashi Matsuda
1
1関西医科大学附属病院腎泌尿器外科
キーワード:
超音波凝固切開装置
,
キャビテーション
Keyword:
超音波凝固切開装置
,
キャビテーション
pp.316-320
発行日 2017年4月20日
Published Date 2017/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206000
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▶ポイント
・超音波凝固切開装置は,ブレードの先端の振動による摩擦熱で組織の凝固変性を生じ,止血や切開を行っている.
・熱の発生は電流に比べ,低温に制御されていて,より安全なシーリングが行える.
・ブレードの振動による合併症には注意すべきである.ブレード先端やブレードの側面に組織が接した場合,振動によりキャビテーションという現象が起こり,組織を損壊させ,予期しない出血が生じることがある.
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