特集 内視鏡下消化管手術における手術デバイスの使い方─腹腔鏡・胸腔鏡手術からロボット支援手術まで
Ⅰ.剝離・切離デバイスの適切な選択とその上手な使い方 5)腹腔鏡下大腸癌手術
川島 淳
1
,
渡邉 純
1
,
諏訪 雄亮
1
,
石部 敦士
2
,
國崎 主税
1
,
遠藤 格
2
1横浜市立大学附属市民総合医療センター消化器病センター外科
2横浜市立大学消化器・腫瘍外科
キーワード:
腹腔鏡手術
,
超音波凝固切開装置
,
電気メス
Keyword:
腹腔鏡手術
,
超音波凝固切開装置
,
電気メス
pp.1721-1729
発行日 2023年11月15日
Published Date 2023/11/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000003585
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近年の内視鏡外科手術の発展は,エネルギーデバイスの進歩によるところが大きい。現在,腹腔鏡下大腸癌手術は広く普及しており,電気メスと超音波凝固切開装置がメインデバイスとして広く使用されている。使用頻度が高いデバイスにもかかわらず,電気メスや超音波凝固切開装置の原理について詳しく学ぶ機会は少ない。腹腔鏡下大腸癌手術を安全に施行するためには,それぞれの特性を熟知する必要があるとともに,起こり得る有害事象に関する知識の習得することが必須である。
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